ゆっくり茶番劇商標登録問題
テンプレート:Sakujo/本体 テンプレート:Pp-vandalism テンプレート:複数の問題 テンプレート:Notice ゆっくり茶番劇商標登録問題(ゆっくりちゃばんげきしょうひょうとうろくもんだい)とは、YouTuberの柚葉/YuzuhaがYouTubeやニコニコ動画などで人気のコンテンツ「ゆっくり茶番劇」の名称を商標登録したことでSNS上で大きな反発が起きた問題である。別名称、ゆっくり茶番劇商標登録化騒動。
概要
騒動の経緯・時系列
- 2021年09月13日 -「ゆっくり茶番劇」の商標が「商標出願2021-114070」として特許庁に出願される[1]。
- 2022年02月21日 - 登録査定・登録料納付が行われる。
- 2022年02月24日 -「商標登録番号 第6518338号」として商標登録される。
- 2022年03月08日 - 登録証が交付。
- 2022年05月15日 - 7時42分、柚葉がTwitterで「ゆっくり茶番劇」の商標権を取得したと発表[2]。YouTubeにも商標使用に関する要綱を纏めた動画が投稿される[3]。
- 2022年05月16日 - 騒動を受け、取得を代行した特許事務所が謝罪[4]。また、19時44分、柚葉がTwitterにて、ライセンス使用料を不要にすると発表。但し、権利は保持すると主張[5]。
商標登録発表後
「ゆっくり茶番劇」が長年にわたって多数の動画投稿者に使用されている言葉であることからSNS上で炎上[6]。発表が異議申し立て期限を過ぎてから行われた点や、当初営利目的での利用において年間10万円(税別)という高額な使用料を掛けると発表した[7]点にも批判が寄せられた。
Twitter上では関連ワードがトレンド1位になるなど波紋が広がった。
多くのゆっくり茶番劇の動画に使用されるキャラクター「ゆっくり」の由来「東方Project」の生みの親であるZUNが騒動を認知している旨を呟いたり[8]、ニコニコ動画を運営するドワンゴの栗田穣崇が、同サイトを利用する動画投稿者への影響の調査し必要に応じて対応を取ると声明を出すなどの反応が見られた[9][10][6][11]。しかし現在直接的な被害企業であるAquest社は5月16日時点では声明を出していない。
また、柚葉の所属事務所Coyu.Liveは「所属規約および所属契約への違反が認められた」として柚葉を警告処分としたことを発表した[12]。
5月16日現在までに鋼兵をはじめとした複数の動画投稿者がブログやTwitter上で反応を見せており、さらには2ちゃんねる(現5ちゃんねる)創設者のひろゆきも本件について言及するなど、騒動が動画投稿者の枠を超えて広がっている。
署名サイトchange.orgでは有志による反対署名も開設されている[13]。
5月16日時点での商標のステータスは「存続-登録-異議申立のための公告」である[1]。
影響
2022年5月16日午前4時ごろ、商標登録を代理出願した特許事務所が所在する地域のポータルサイトに対し、柚葉と同特許事務所を名乗った爆破予告が行われた[14][15]。
これを受け山万ユーカリが丘線などの運行が見合わせられた[15]。
その他にも柚葉の公式サイトや所属事務所、特許庁のホームページが、アクセスの集中や一部の悪質ユーザーによるDoS攻撃によって一時的にダウンするといった影響も発生した。